top of page

当科の診療する主な病気

​睡眠時無呼吸症候群(いびき)

次に睡眠時無呼吸の検査について、解説します。それは主に2種類あります。

SAS図4.png
睡眠時無呼吸症候群イラスト 検査イラスト 最終.jpg

簡易検査:まず、スクリーニング検査として簡易検査(上のイラスト左)を行います。イラストのように鼻と指にモニターを付けていただき、無呼吸の程度を計測します。当院ではこの検査を行う際に業者の方がご自宅まで検査機器をお届けし、装着方法をご説明いたします。この検査は二晩行います。この検査から1時間あたり何回呼吸が停止しているかもしくは呼吸が弱くなっているかを評価します。これはAHI(無呼吸低呼吸指数またはRDIともいう)と呼ばれており、5回以上で日中の眠気などの症状がある場合を睡眠時無呼吸症候群と診断されます。40回以上でCPAP治療(後で説明)を検討します。20-40回であれば、精密検査(ポリソムノグラフィー)を行います。

 

精密検査:上の右側のイラストのような検査機器を装着します。簡易検査では主に睡眠中の呼吸状態をモニターしていますが、ポリソムノグラフィーでは呼吸状態以外に脳波などの解析によって睡眠状態もモニターリングします。この検査で睡眠障害が証明されれば、CPAP治療開始となります。以前はこの検査は入院施設へ紹介して行っておりましたが、現在当院では在宅での検査を行っております。検査費用は1万3千円前後です。

SAS図5.png
bottom of page